獣害パトロールを行い、マップを更新しました。《ここをクリックして詳細をみる》

5月24日、獣害パトロールを行い、サル群れの位置情報を追加しました。
結果は次のとおりです。

●朝柄、小朝柄川と立梅用水が交差する付近で多数(子ザルが大部分)目視し、勢和B群の電波を受信しました。
 なお、その前にはもう少し南での目撃情報がありましたが、パトロールで目視した時は、西の山から東の山に移動しているところでした。
 また、その1時間半ほど後には、片野、田郷集落南の麦畑に多数目視し、勢和B群の電波を受信しました。

●朝柄で勢和B群を目視したすぐ後に、五箇谷神社近くの山裾で、数頭目視しました。
 こちらは全てオトナのサルで、勢和B群を目視したところから数百m離れていることから、ハナレザルのグループだと推定しましたが、勢和B群の一部である可能性もあります。

●朝柄、上朝柄で、勢和C群の電波を受信しました。
 集落から北西に入る谷の入口付近で電波が強く、北側の山にいるようでしたが、目視確認はできませんでした。
 また、その1時間ほど後で、波多瀬本郷集落西側の麦畑に数頭目視し、同じ周波数の電波を受信しました。
 これだけの時間では、朝柄・波多瀬間を移動するとは考えられないことから、勢和C群が2つに分かれたと思われます。
 (勢和C群には、2個体に同じ周波数の発信器が付けられていました。)
 マップでは、仮に朝柄のものを(1)、波多瀬のものを(2)として掲載しました。

●平谷の一部で勢和A群の電波を受信しました。
 電波は弱く、方向等は確認しませんでしたが、集落北の山中にいると思われました。

●車川の、土屋との境界近くの山裾に数頭目視しました。
 いずれもオトナのサルで、鳴き声を出さずにたちまち姿を消したことや周辺で他にいるような気配は感じられなかったことから、ハナレザルのグループの可能性もありますが、マップには大台K群として掲載しました。

●波多瀬本郷と名古で松阪A群の電波を受信しました。
 櫛田川対岸の松阪市大石周辺にいると思われましたが、電波が弱く、方向等は確認できなかったため、マップには掲載していません。

●出江では群れあるいはその痕跡は確認できませんでした。


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