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豊かな自然に恵まれ古くから栄えていた歴史ある郷「多気町勢和地域」。
「ふるさと屋」はこの地域の丹生で江戸時代末期に活躍した西村彦左衛門
さんの生家を拠点に地域の宝物である地域資源(立梅用水の歴史・文化
・地域用水機能など)を活用した地域づくり事業を実践しています。
江戸時代末期、丹生村の地士西村彦左衛門は、家業である酒屋の成功で何不自由ない生活を送っていました。
しかし、水利がなく米がとれず苦しい生活を送っていた村人たちの暮らしをなんとかしたいと、約30キロにも及ぶ農業用水を作ろうと立ち上がります。自分の私財を投げ出し約15年の歳月の後、立梅用水が完成しました。
その後、代々地域住民によって守り、受け継がれてきた立梅用水は、今では田んぼを潤す役割だけでなく、様々な形で活用され、くらしに役立てられています。
私たちも地域を思い、地域に尽くした彦左衛門さんのように、これからの地域を担う役割ができたら、と考えております。
西村彦左衛門の祖父、久五右衛門は度会郡古里村出身。
丹生へ分家して酒屋を営む。屋号は「古里屋」。西村家は代々酒屋を営み、大正10年まで商いを続けた。
その屋号を受け継ぐ形で「ふるさと屋」としました。
多気町勢和地域に於ける人口減少と高齢化による農業・農村の衰退の課題を解決するため、地域自らが実施できる「農村福祉事業」を行ない、その「農村福祉事業を支える収益事業」として、地域資源を活用した町づくりの全国視察受入や農村企業連携、ふるさと屋オリジナル商品の開発(清酒・米粉など)などを行ない自立型社会の実現目指しています
西村彦左衛門さん生家のご利用も受け入れています。お気軽にお問合せください。
ふるさと屋は超小型モビリティ「コムス」を再生可能エネルギーで利用しながら農村福祉事業を実施しています。
また、地域の活性化やまちづくりにも再生可能エネルギーの活用を推進していきます。