お気づきですか?『ふるパトマップ』

ふるさと屋では、ホームページで多気町勢和地域およびその周辺のサル群れの所在情報を発信しています。
(トップページで下にスクロールしていくとイベントカレンダー、さらにその下にある『ふるパトマップ』がそれです。)

「なんで、『十日市』のふるさと屋が『サル』?」と思われる方もあるかもしれませんが、実は『獣害パトロール』もふるさと屋の『生活サポート』活動の一つの柱なんです。

近頃は中山間地域ならどこでも、多かれ少なかれ獣害が問題になっているようで、多気町勢和地域でもご多分に漏れず、イノシシ、シカ、サルなどによる農作物被害が出ています。
農業は、農村の暮らしを支える経済基盤というだけではなく、栽培の規模は小さくても、とれた野菜をご近所でおすそ分けしあったり、ちょっと頑張って直売所に持っていったりと、そこで暮らす人々、特にお年寄りの方々、の生きがいにもなっています。
それら暮らしの基盤や生きがいが今、サル・イノシシ・シカなどの野生動物に脅かされようとしています。

獣害をなくすことは、農村の暮らしや生きがいを守ること、そしてそれは、「ふるさと屋」の想いにも繋がります。

そのためには、行政による対策を待つだけでなく、地域が自ら立ち上がることが大切で、特にサルに対しては、地域での『追い払い』が有効だと言われています。また、その『追い払い』にあたっては、「群れが今どこにいるのか」「どう動くのか」という情報があれば、より効率的・効果的に行うことができます。
そこで、「ふるさと屋」で獣害パトロールを行うとともに、多気町等にも協力いただいて得られた、多気町勢和地域とその周辺にいるサル群れの位置情報を各地区に提供することで各地区での獣害防止対策をサポートする活動をしています。

今のところはまだ、活動の効果が出ているとは言えない状況ですが、図に示したような連携を目指して、獣害パトロール・情報提供に取り組んでいます。
是非、この情報を活用した地区での取り組みにより、サルによる農作物被害の軽減を図っていただきたいと願っています。

jyugai


pagetop