6月1日、獣害パトロールを行い、サル群れの位置情報を追加しました。
パトロール結果は次のとおりです。
片野田郷の立梅用水沿いで勢和B群の一部と遭遇したため、山に追い込もうとしたところ、農地側の茂みからも多数が現れ、山に逃げ込みました。確認すると、その下の麦のほ場が踏み荒らされるなど、かなり被害を受けており、そこから来たものと思われました。
波多瀬の麦の被害が拡大しており、そのあたりに勢和C群がいることが予想されましたが、午前中のパトロールでは、電波を受信することができませんでした。その後、夕刻には上朝柄で弱い電波を受信したことから、その時点には烏岳の南面のどこか(詳細な位置は未確認)にいたと思われます。
色太の濁川沿いで大台K群の電波を受信しました。そのあたりを探ったところ、JR紀勢線横のソーラー群の下、濁川左岸の河畔林にいる群れを対岸から確認しました。(近づきにくい場所のため、直接追い払いはできませんでした。)
その他の群れについては、パトロールの対象地区外ですが、勢和A群が多気町平谷にいることを確認しました。
大台Y群、勢和Aハナレ、松阪A群、松阪B群は電波を受信できませんでした。
なお、依然として麦の被害が続いており、ほ場がかなり踏み荒らされているところもあります。猪による被害も似た状況になりますが、麦の穂がほ場外の道路等に持ち出されている場合はサルによる被害だと考えられます。ご注意ください。