獣害パトロールを行い、マップを更新しました。(勢和B群は古江、勢和C群は波多瀬名古、大台K群は色太)

8月2日、獣害パトロールを行い、サル群れの位置情報を追加しました。
パトロール結果は次のとおりです。

午前中、勢和B群が篠山城址の古江側にいると思われる電波を受信し、パチンコ・ロケット花火を撃ち込んだところ、鳴き声を確認しました。
なお、谷を挟んだ南側の山裾でも木が揺れるなど、群れがいるような気配がありました。昼過ぎにもほぼ同じ場所にいるようでした。

勢和C群は、波多瀬名古集落東の山裾と道路にいるのを目視しました。
道路には齧られたカキ、クリの幼果の他、稲穂が大量に落ちており、道路脇の水田にサルが入った跡がありました。
その場所には、真新しい稲穂だけでなく、少し前やだいぶ前のものも落ちており、繰り返し来ているようです。
パチンコ・ロケット花火を撃ち込みましたが、効果は不明です。波多瀬地区(特に名古)では、ご注意ください。

大台K群は、色太および土屋で電波受信しました。
確認はできませんでしたが、周辺での受信状況や指向性アンテナによる方向探査結果からみて、色太・土屋間の山(濁川右岸)の上のほうにいるものと思われました。
昨日は、色太の東側で確認されており、その周辺にも多数の稲穂が持ち出されていました。

稲穂の持ち出しは、その他にも波多瀬本郷の立梅用水沿いなど各所で見られ、被害が始まっているようです。
最初は、畦際の稲を点々と食害するだけですが、「少しだけだから」と放置していると、次第に量が増え、最後には群れが水田に入って、稲を踏み荒らし、大きな被害になるおそれがあります。
初期の段階で、何らかの手を打つことが望まれます。

その他、勢和Aハナレ、大台Y群、松阪A群、松阪B群の電波はパトロール中は受信できず、地域外にいると思われます。


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