10月13日、獣害パトロールを行い、サル群れの位置情報を追加しました。
パトロール結果は次のとおりです。
午前中に、古江集落北東の櫛田川沿いの県道で、勢和B群の電波を受信しました。
その時点には道路東の山の上にいると思われましたが、その後移動した模様で、夕方には古江集落東の旧道沿いで多数目視しました。
波多瀬、名古集落西の立梅用水脇で、勢和C群の電波を受信し、1頭目視しました。
なお、前回のパトロールで、サルによると思われる未熟子実の持ち出しを確認した本郷の大豆ほ場では、さらに被害が拡大していることから、勢和C群が本郷-名古間を行き来しているかまたは別のハナレザルが本郷側にいると考えられます。ご注意ください。
車川で、大台K群の電波を受信しました。
集落東側で比較的強かったものの、位置特定にいたらなかったため、さらに範囲を広げて探索したところ、文後トンネルの北側(朝柄側)で強く受信し、鳴き声も聴こえたことから、尾根付近の朝柄側にいたと思われます。
今回は一時的に尾根を越えただけかもしれませんが、今後、朝柄まで遊動域が拡がることが懸念されますのでご注意ください。
丹生で、勢和A群からのハナレ(グループ)の電波を受信しました。
聖愛園南の県道で強く受信し、西側の山こいると思われました。
その他、勢和A群、大台Y群、松阪A群、松阪B群は、電波受信もできませんでしたが、勢和A群については「井内林の池の奥で、城山方向からの電波を受信した。」との情報があり、マップにも追加しました。