2月7日、獣害パトロールを行い、サル群れの位置情報を追加しました。
結果は次のとおりです。
朝柄から片野田郷へ抜ける道の途中で勢和B群の電波を受信し、山裾および農地に多数目視しました。
近づいたら、西側の山に入っていきましたが、そこからはあまり動かなかったようで、少し後にも群れの目撃情報があったようです。
このように、追い払うと一時的に山に入りますが、それだけではまた戻ってくる場合があります。
追い払いをより効果的にするは、山の中までついていくとか、群れが山に入った後もその場で見張っているとかいうような「しつこく追い払う」ことが重要です。
波多瀬本郷で勢和C群の電波を受信し、集落西側(発電所より北)の山裾の道路に数頭目視しました。
パチンコで山に追い込みましたが、こちらもそこからはあまり動かないようでした。
その他の群れ(勢和A群、大台K群、大台Y群、松阪A群、松阪B群)の電波は受信できませんでした。
このうち大台K群については、発信器の電池切れや装着された個体のアクシデントなど何らかの理由で電波が発信されていないことがほぼ確実です。
また、勢和A群についても、電波が発信されていないおそれがありますが、群れが目の前にいる時でも電波を受信できないかどうか確認しないと確かなことは言えません。
それで、勢和A群がいると思われる佐奈地区および津田地区、あるいは大台K群が来ると思われる三養地区で群れを目撃された方は、その時にふるさと屋までおしらせいただくようお願いします。