上出江で群れの目撃情報があり、マップを更新しました。(詳細はここをクリック)

7月26日、群れの目撃情報があり、位置情報をマップに掲載しました。
情報によると、
「朝、上出江の集落東側の県道沿いの畑に20~30頭いるのを目撃した。
 追い払うと山に入っていった。」
とのことでした。
情報をいただいて昼前に現場を確認した際に、付近で142.94MHzの電波を受信しましたが、この電波は、烏岳にいる勢和C群からの電波だと思われました。
念のため、波多瀬を確認したところ、勢和C群は本郷集落で強く受信し、やはり烏岳周辺にいるようでした。
また、勢和B群も本郷集落で受信したことから、出江に現れた群れは、勢和B群・勢和C群のどちらでもないと考えられます。
出江では他の周波数は受信しないことから、発信機がついていないか、電池切れ等で電波を出していない群れ、例えば松阪A群、だと思われます。
その後、夕方には数百メートル北の同じ県道沿いにいるのが目撃されており、昼間にも目撃されたとの情報もあることから、あまり動いていないようです。

これまで、出江では、サルによる農作物の被害や群れが目撃されたことはないとのことで、初めて来た群れのようです。
このまま放置すると、「よいエサ場」だと認識され、被害が続くおそれがありますが、まだ来だしたところですから、効果的な追い払いをして、「よいエサ場ではない」と思わせることも期待でき、これからしばらくの間の対応が先々の状況を左右するといっても過言ではありません。

なお、その他の群れ等については、具体的な情報はありません。


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