8月1日、獣害パトロールを行い、サル群れの位置情報を追加しました。
●朝柄(上)で勢和C群の電波を受信し、不動尊への山道入口に数頭目視しました。
先日、発信器がつけられた個体も群れと合流したようです。
●色太で大台K群の電波を受信しました。
目視確認はできませんでしたが、集落東側の紀勢自動車道周辺の山にいるようでした。
●波多瀬、名古集落周辺で勢和B群の電波を受信しました。
深野大橋付近で最も強く受信しましたが、確認できませんでした。
他の個体も確認できず、場所から考えても、発信器個体の単独行動だと思われます。
●片野田郷集落東側の山裾に数頭目視しました。
ほとんどがあまり大きくない個体で、電波も受信できませんでしたが、場所から考えると、勢和B群ではないかと思われます。
●鍬形で勢和A群の電波を受信し、集落うらの水田脇に多数目視しました。
●片野・波多瀬間の南岸道路沿いで松阪A群の電波を受信し、山裾に多数目視しました。
その少し前には、波多瀬本郷集落東側の山から受信しており、昨日名古に大きな群れが来たとの情報もあったことから、通常、深野方面にいる松阪B群が、名古周辺で櫛田川を渡り、山伝いに片野・波多瀬間まで移動したものと考えられます。
なお、以前名古までは来た形跡はありましたが(その当時、松阪A群は電波を出していなかったため未確認)、本郷集落で確認したのは初めてです。
今、何らかの対応をしておかないと、今後頻繁に来るようになるおそれがあります。
ご検討ください。
●大台Y群および松阪B群の所在は確認できませんでした。