6月7日、獣害パトロールを行い、サル群れの位置情報を追加しました。
パトロール結果は次のとおりです。
昼前に勢和B群の電波を振興事務所上の山裾で受信しました。その時点には、その上の山にいると推定しましたが、夕方には古江⇒丹生の山裾(櫛田川沿い)で確認したことから、昼前の推定は誤りで、朝柄の南側(ゆとりの丘の南)にいたのかもしれません。(雨のため指向性アンテナが使えず、電波の方向を探ることができませんでした。)
勢和C群は波多瀬集落の東側(寺の南の山裾)で強い電波を受信し、その周辺の山裾にいると思われましたが、集落東側の麦の被害はまだ続いている模様で、そちらにも出没しているようです。ご注意ください。
前回同様に色太の濁川沿いで大台K群の電波を受信しましたが、目視確認はできませんでした。大台町との境付近の濁川あたりにいると思われます。
その他の群れについては、パトロールの対象地区外ですが、勢和A群が多気町鍬形、大台Y群が大台町神瀬、勢和Aハナレが多気町前村付近にいることを確認しました。また、名古で松阪A群の弱い電波を受信し、対岸のどこかにいるものと思われました。一方、松阪B群は電波を受信できませんでした。
なお、依然として麦の被害が続いています。刈取りまでに群れが入ると、ほ場がかなり踏み荒らされるおそれがあります。注意ください。
また、麦の刈取りが終わると次はビワが狙われるものと思われます。ご注意ください。