「一般社団法人ふるさと屋」で獣害パトロールを担当している地主です。
ふるさと屋では、生活サポートサービスの一環として、『獣害パトロール』を行い、勢和地域およびその周辺のサル群れの位置を把握しています。把握したサル群れの位置情報は、各地区あるいは地域内のみなさんが効果的なサル対策に取り組んでいただけるよう、ホームページ『ふるパトマップ』で情報提供しています。(位置情報を活用したサル対策については、当ホームページ(マップの上部)に掲載した「『ふるパトマップ』について」をご参照ください)
昨年度は、多気町がNPO法人サルどこネットさんに委託してサルの行動調査を行っていたため、町にご理解いただき、その調査で得られた情報も合わせて、ふるパトマップに掲載することで、週2~3回の頻度で情報提供することができました。
今年度もそれを見込んで、ふるさと屋としては年間50回程度の『獣害パトロール』を予定しました。ただし、事業期間の関係で、町の調査は年度初めからは動き出せないことが予想されましたので、町の調査が始まるまでの期間はふるさと屋の『獣害パトロール』を前倒しして、週2回程度行う計画で始めたところです。
ところが、先日役場に確認したところ、今年度は『行動調査』は行わないとのことでしたので、一年を通じて定期的に情報を提供するためには、実施計画を見直し、『獣害パトロール』を週1回程度に減らさざるを得ない状況となりました。
効果的なサル対策のためには、週1回の情報提供では十分ではありませんが、残念ながら、まだまだ未熟なふるさと屋にとっては、体制的にも、財政的にも、当初計画した総回数が精一杯です。そのため、役場には、何らかの代替措置(例えば他業務で現場に出る機会に群れの把握を試みたり、役場が委嘱している鳥獣被害対策実施隊が行うパトロールの結果を提供いただくなど)をお願いしたところですが、ふるさと屋としても、『獣害パトロール』以外の機会も捉えて群れの所在を把握、情報提供するよう努めていきたいと考えていますので、ご容赦いただくようお願いします。
そこで、地域のみなさんにお願いです。
群れを目撃された場合は情報をお寄せいただくようお願いできないでしょうか。
その際、受信器があればどの群れかを識別することも可能ですので、地区からの要望があるようなら、受信器等を貸し出すことも検討していきたいと考えています。(『獣害パトロール』で使用しない間を利用して、ということですので、2泊3日程度の短期間ですが、追払いに利用いただくこともできます。)
また、地区によってはサルに装着された発信器からの信号が受信できる受信器をお持ちの方もいらっしゃるようですので、それぞれの周波数を以下に記載しました。この情報もご活用いただき、群れの所在を把握されたときにはメール等で情報提供いただければ幸いです
<連絡先>
メール info@furusatoya-taki.com
電 話 ふるさと屋0598-67-5457 または 獣害パトロール担当携帯
(ただし、獣害パトロール担当は常勤していませんので、ふるさと屋事務所へのメールや電話の場合は連絡先をお聞きして、折り返し連絡するということになります。また、担当の携帯は私用の携帯ですので、ここに番号を記すのは控えさせていただきますが、各区長さんもご存知のはずですので、お尋ねいただいてもかまいません。)
<発信器周波数>
勢和A群 142.97 MHz
勢和B群 142.96 MHzおよび142.98 MHz
勢和C群 142.94 MHz
大台K群 142.95 MHz
大台Y群 142.94 MHzおよび142.97 MHz
松阪A群 142.97 MHz
松阪B群 142.94 MHzおよび142.95 MHz