2月23日、獣害パトロールを行い、サル群れの位置情報を追加しました。
結果は次のとおりです。
朝、色太で群れを目撃したとの情報をいただきましたので、そちらを先に確認したところ、ささゆり台付近から西(紀勢自動車道方向)に入る谷の入口あたりで、数頭目視しました。
目視した数頭のほかにも道の左右の山にはもっと多くいる気配があり、子猿もいたので、群れだと思われますが、電波は受信できませんでした。
これまでの各群れの遊動域からみて、この群れは大台K群だと考えられ、懸念されているとおり、電池切れ等何らかの原因で電波を出していないようです。
従って、電波を受信して所在を把握するという手法はとれませんので、これまで以上に目撃情報が重要になります。
ふるさと屋にいただいた情報はこのホームページに掲載していきますので、よろしくお願いします。
午後には、朝柄、昌慶寺北で勢和B群の電波を受信し、秋葉さん麓の畑にいる数頭を目視しました。
近づいたら、東西の山に別れて入っていきましたが、多くは西側の山にいた模様で、その場で状況を確認している間に、数頭が東の山から西の山へと移動しました。
その北側でも数頭確認しましたので、群れはかなり拡がっているようでした。
なお、帰りに確認したところ、群れは小朝柄川の東側の山裾まで移動しており、南方向に移動していました。周辺の方はご注意ください。
波多瀬本郷で勢和C群の電波を受信しましたが、かなり広範囲で受信したことや強くなったり弱くなったりすることなどから、集落南側の尾根上で波多瀬側に出たり入ったりしているように思われました。
その他の群れ(勢和A群、大台Y群、松阪A群、松阪B群)の電波は受信できませんでした。
勢和A群についても、電波がほとんど発信されていないおそれが強まっていますが、群れが目の前にいる時に電波が受信できないか確認しないと確かなことは言えません。勢和A群がいると思われる佐奈地区および津田地区で群れを目撃された方は、その時にふるさと屋までおしらせいただくようお願いします。