2月13日、獣害パトロールを行い、サル群れの位置情報を追加しました。
●波多瀬本郷で勢和B群の電波を受信しました。
受信状況からは中山西側斜面(観音寺付近)にいると推定されますが、1頭も目視できませんでした。
群れ全体(少なくとも50頭以上)が来ていたなら、何頭かは見えそうですから、発信器個体を含む数頭だけが中山に入り、他は櫛田川河畔林等にいたのかもしれません。
夕方、再度廻りましたが、同じように観音寺~元丈の館周辺にいるような受信状況でした。
なお、片野上広の西側の立梅用水路沿いに多数のフンがみられ、そちらから越田川沿いに波多瀬本郷に入った模様です。
●波多瀬本郷で勢和C群の電波を受信し、集落西側、豊栄工業南の山に数頭目視しました。
山裾の道路にカンキツの食痕が多数見られたほか、発電所への切通しの南側でもフンやカンキツの食痕があり、集落の中まで入り込んでいるおそれがあります。
●土屋、濁川右岸の山裾で数頭目視しました。
そのうち1頭は、左岸の立木の枝から右岸の立木の枝へと渡っている途中で、両岸の木を使って川を渡っているようです。
周辺で電波は受信できなかったことから、大台K群だと思われますが、朝には左岸の集落付近で目撃されたそうです。(シイタケの被害あり)
また、夕方には菅河内橋付近で目撃されており、車川方面に向かっているようです。
●平谷集落周辺で勢和A群の電波を受信しました。
確認はしていませんが、集落北の谷にいるようでした。
●牧周辺で松阪B群の電波を受信しました。
確認はしていませんが、櫛田川対岸の根木峠方面にいるようでした。
●波多瀬本郷から名古への用水路沿いで松阪A群の電波を受信しました。
また、対岸の松阪市側のR166でも受信し、国道沿いの山裾に子ザルを1頭目視しました。
●大台Y群の所在は確認できませんでした。